友達関係から恋人に発展させるために必要なたった1つのこと

恋愛

あるアメリカの調査で、

恋愛意識調査
日本人は世界を基準にした場合、最も恋愛下手な国民性

だという結果が出たことがありました。

好きな女性がすぐそばにいるけど…

友達だけど、できれば恋人になりたい…

とは思いつつ、

告白しなかった…
(できなかった)

と後悔している人は少なくないそうです。

では、

なぜ告白しなかった(できなかった)のか?

と尋ねると、多くの人が

フラれるのが怖い

今の関係性を壊したくなかった

という返答が多いそうです。

勇気を振り絞って告白したのに、断られるばかりかその後の関係性までぎくしゃくするのは確かに嫌なものです。

ただ、実は心理学術的な統計において、実際に告白をした際には、

断られるよりも成功する方が確率は高い

というデータもあります。

それはなぜか…?

好意の返報性

花の贈り物

人は他人から好意を持たれたり、高く評価されると、その人自体のことを好きになったり、同じように高く評価するという心理作用があります。

これは『好意の返報性』と呼ばれているもので、

  • 何かプレゼントをもらったら
  • お歳暮が届いたら
  • 年賀状をもらったら

こちらもお返しをしないといけない…的な気持ちになる「返報性」の心理の恋愛特化バージョンです。

好意の返報性が働く仕組み

仕組み

なぜ人は好意を寄せてくれた相手に対して好意を持つようになるのか…?

人には「他人から認められたい!」という『是認欲求』が無意識下にあると言われており、また誰しも少なからず「自尊心」を持ち合わせています。

自尊心は「自分を評価する気持ち」のことで、

自分はこういう人間だ
こういう人間でありたい…!

と思う感情のことを指します。

つまり、誰かに、

好きです!
カッコ良いですね

あなたは美しい…!

と言われると、ある種誰かに認められたことになり、自分の中にある「こうでありたい自分」と重なり自尊心が満たされやすくなります。

自分のことを認めてくれる相手のことを不快だと思う人は少ないですし、仮にそれまで全く意識して見てなかったとしても、自分を認めてくれて自尊心を満たしてくれるような相手には割と好感を持ちやすくなります

ちょくちょく「告白されて意識し出した」ってことを聞きますが、心理学的にはこの「好意の返報性」というテーマで説明されることが多いです。

返報性が持つ良い副作用

ネットワーク

さらには、自分を認めてくれた相手を否定することは、自分の自尊心を否定するような矛盾したことをしてしまう感覚になりやすくなることが分かっています。

なので、好意を伝えてくれた相手を不快にさせてしまう言動を自らすることは、気持ち的違和感を生じさせやすくなる状況に自分でしてしまっていることに繋がります。

人はある種の意図がない限り気持ち的に不快であることを避けようとします。

そのため、正直に「好きです」と告白したりして自分の好意を相手にしっかりと伝えた方が、結果的に成功する確率が高くなる傾向にあるということです。

メールでも返報性は活用できる

スマートフォン

「好意の返報性」は、

面と向かって告白するのがどうしても苦手…

という方でも大丈夫です。

また、近年ではSNSを中心としたネット文化の浸透により、実際に直接会う機会が少ない相手ともやり取り出来る環境がたくさんあります。

メールやSNSを通したやり取りで相手に好意を持つことも少なくないですし、

実際に会う機会を待つより勢いあるうちにこの気持を伝えたい…!

なんて時もあったりするかもしれません。

メールやSNSを通したやり取りの中でも「好意の返報性」を活用していくことで、相手から好感を持たれやすくなります。

ただ、メールやSNSで告白するという場合は、直接会って気持ちを伝えるよりも効力は薄れてしまいます…

なので、いきなりメールで「好きです!」と伝えるのは得策とは言えません

メール・SNSでの返報性の使い方

資料

メールやSNSの場合、

直接会って気持ちを伝えるよりも効力は薄れてしまう

ことは否めませんが、「好意の返報性」は告白することだけがその手段ではありません。

そこで有効になってくるのが、

共感力

です。

  • 相手の意見に同意する
  • 気持ちに共感する

ことで、相手から好感を持たれやすくなり、一種の返報性が成立します。

今日寒かったね…

すっごく着込んでたから割とそうでもなかったよ

だと否定になってしまうので、そうではなく、

今日寒かったね…

ほんと寒かったね…
(同意)

しっかり着込んで気持ち的な安心感だけは持つようにしたよ

的な感じで、相手の言葉に共感することを積み重ねていくことで、一種の返報性の効果が発揮されてきますし好感を持たれやすくなります。

友達関係から恋人に発展させるために

ハート

出来ることなら、直接相手の目を見て「好きです!」とストレートに伝えるのがベストではありますが、メールやSNS等でのやり取りを通してでも徐々に相手との関係性を深めていき、好意をちゃんと伝えれば、

百発百中…とはいかないまでも、少なからず相手からは好意を得やすくなります。

し、心理学術的上では失敗よりも成功する方が高いというデータも後押ししてくれていますので、自分の気持ちは相手にきちんと伝えていくことが大切です。

注意したいこと

注意

友達関係から恋人に発展させるために必要なことを心理学的な要素を交えた内容として記載してきましたが、自分の想いを相手に伝えるだけが残念ながら全てではありません。。

それ以前に、

  • 清潔感
  • 身だしなみ
  • 礼儀
  • 振る舞い
  • 態度

とかとか、人として好意を持たれるのに必要になってくる要素はあります。

それをある程度クリアした上での内容になっていることをご了承くださいませ。。

ちなみに、視覚的な話をする場合、男女それぞれ相手のどこを見ていたり惹かれたりするのかが違ってきますので、こちらも参考になれば幸いです。