恋人や奥さん、職場での先輩・後輩女性と言い合いになったり口論したり何か気まずい感じになってしまうことはしばしばあります。。
そもそも男性と女性では脳の仕組み自体が異なるため、同じことを体験したとしても、
- 考え方
- ものを見る視点
- 気持ちの持ちよう
- 感情的判断
など男女間で結構違うことが脳科学、心理学の両面からも証明されています。
[prpsay img=”https://shinritech.com/wp-content/uploads/2018/12/aikon_w01.png” name=”女性”]- 男は単純
- 男性は扱いやすい
など割とよく言われますが、男性からすれば、
[prpsay img=”https://shinritech.com/wp-content/uploads/2018/12/aikon_m01.png” name=”男性”]- 女って難しい…
と嘆くケースもちょくちょく見受けられますね。
男性と女性での捉え方の違い
実際に男性と女性とでは、物事の捉え方などどう違うのか?
よく取り上げられる具体例を参考にみてみたいと思います。
男性が待ち合わせに遅刻した場合
例えば、付き合い始めのデートで男性が30分ほど待ち合わせに遅れた場合。
数年経ってから当時の遅刻話をする時に、男性は割と笑い話として話す傾向が強いのに対して、女性は何気に重く受け止めてることも少なくなく、あまり軽い感じの笑い話にはなりえないケースが多いそう。
ちょっとした口ゲンカをした場合
口ケンカなどでも似たようなことがあるといいます。
ちょっとしたことで口論となり、その後で
と男性が折れても、
と、女性はその時の感情を引き伸ばす傾向があるようです。
仮に女性も折れて仲直りできたとしても、実は表面上の取り繕いでどこか心の中では相手に対する怒りなどが残っている場合が多く、こうしたちょっとしたことが度々あると、
的な感じで、ある時いきなり
と一気に爆発させてしまうことも。。
男性からすれば、口ゲンカなどは解決した過去のことと気に留めていないことが多く、あまりに突然の別れ話を切り出され、余計に
となってしまいがちです。
女性は被害者意識が強い
男性と女性の脳の違いのひとつに、「被害者意識」があるとされています。
基本的に、女性は男性に比べて「損している」と感じる傾向が強いということが分かっていて、例えば身体的特徴として、
- 月経
- 妊娠
- 出産
は女性にしかないものですし、いづれも痛みが伴いその辛さは男性には想像する他ありません。
また、
や
といったように、普段の生活面に置いても一種の「ハンディ」を背負っている感覚が無意識下にあると言われています。
この「ハンディ」が女性をより「損している」感覚にさせ、こと男性に関しては、
的な感覚が深層心理にあると考えられています。
女性とケンカした時の心理学術的解決方法
仮に女性が100%悪いことであっても、男性が頭ごなしに攻め立てると、女性は被害者的気持ちになり、逆に男性に対して反感を持つことが多いです。
では、男性はいったいどうすればいいのか…?
ここは『EQ(心の知能指数)』の著者で心理学者ダニエル・ゴーレマン氏の提唱が参考になります。
例を挙げてみてみると、
…ような場合、
女性とケンカした時に取るべき男性の解決方法:1
耐える
と頭ごなしに攻め立てるのは、女性の被害者意識を煽ってしまいますのでNGです。
また、どんな言い訳を聞かされても納得できない場合がほとんどではありますが、
とダニエル・ゴーレマン氏は指摘しています。
こうなると男性の方が損な役回りな気がしますが…まずは「耐えること」が2人のこれからのためにはひとつの賢い選択になり得ます。
女性とケンカした時に取るべき男性の解決方法:2
具体的な問題点を指摘する
起こった行動に対して反論したり文句を言うのも結果として女性の根底にあるとされる被害者意識を刺激しかねない
と前述してますが、同氏は「未来へのピンポイントな提案」が女性には有効だと提唱しています。
この場合、
ではなく、
といったような、問題点を明確にした上でこちら側の要望を的確に指摘することで、女性側は
- 自分が悪かったと認識しやすくなる
- これからのことがイメージしやすくなる
ため、男性側の意見が受け入れてもらいやすくなると言います。
結果として…
ケンカをしたりするとお互いに感情が昂ぶってしまうため、なかなか難しいところではありますが、男性側としては、
大事なポイント
- グッと耐える
- 非難をしない
- 改善すべきところを指摘する
ことが女性とケンカした時に有効な手段と言えそうです。
ケンカするほど…仲良くならない!
「ケンカするほど仲がいい」
って言葉があります。
本音でぶつかり合った後には結束が高まり絆が生まれる…ってやつです。
が、これはあくまで男性同士の場合に限られたケースだとされています。
前述の通り女性は割と起こったことに対する感情を溜め込みやすい傾向があるため、言い合いをしたり揉め事があった場合、本心をより隠す傾向があるようです。
そのため、男性と女性、または女性同士では「ケンカするほど仲がいい」という言葉は当てはまりません。
夫婦、恋人、友人、職場の先輩・後輩…いづれの場合でも、女性とはケンカしないことが何よりですね…。