といろんな専門家の方や多くの関連本などで言われています。
男女脳の違いとしては、ざっくりとですが
女性
- 感情的
- 上書き型記憶保存
- プロセス志向
- マルチタスク型
- 直感的判断優先
- 平和的
- 特別扱いに弱い
- 報酬は形あるもの
男性
- 論理的
- フォルダ型記憶保存
- ゴール志向
- 総合的判断優先
- シングルタスク型
- 好戦的
- おだてに弱い
- 栄誉、名誉が報酬になり得る
などなど、割と多岐に渡っていろんなことが違うとされています。
ここまで脳の構造的な部分が違えば、必然的に言われて(聞いて)響く言葉も変わってきます。
この記事では、特に男性の心を揺さぶる効果が期待出来る5つのフレーズについてみていきたいと思います。
なんであの子はいつも男性にモテるんだろう…?
って女性は、意図的か無意識的にかこれらのフレーズを使っていて、男性を本気にさせるのが上手いのかもしれません…!
当記事は、フジテレビ「ホンマでっかTV」で心理学者・植木理恵先生が分析発表された
男性の5大欲求を突いた
”小悪魔から盗む!男の心をつかむ決めゼリフ”
ランキング
を参考にしています。
ちなみに、女性の心に刺さりやすい恋愛系で使えるセリフは下記に記載しておりますので何かのご参考までに。
男心をダイレクトに揺さぶる心理学的5つのフレーズ
…の前提として、男性なら普遍的に持つとされる
男性の5大欲求
について。
厳密に言えばこの5大欲求は男女問わず深層心理としてあるものですが、男女脳の違いなどから女性よりも男性の方が強く持っているとされています。
言い換えれば、それだけ男性の心に響きやすいことにもなります。
この5大欲求を知っていれば男心をダイレクトに揺さぶる言葉の効力がかなり増すことが期待できますので、各欲求とそれを活用したフレーズをそれぞれセットで見ていきたいと思います。
男性の5大欲求
割合には個人差があるとしても、世界共通で男性は普遍的に
- 原因追求欲求
- 自己定義欲求
- 以心伝心欲求
- 理想優位性
- 孤立嗜好性
を女性よりも強く持っているとされています。
なるだけ簡単にそれぞれの欲求と男心を揺さぶるための使い方をみていきたいと思います。
原因追求欲求
原因追求欲求は、
なんでそうなるのか?
を探求する心理です。
一般的に女性よりも男性の方が原因追求欲求は強いとされていて、例えば子どもの遊び道具などでも
女の子
- お人形さんなど完成されたものが好きな傾向
男の子
- プラモデルやパズルなど、自分で組み立てていくことが好きな傾向
の違いがあるそうです。
これは、男性は
ためだと考えられており、ディアゴスティーニなどで毎月パーツを組み立てていくものなどは、正に男性をメインターゲットにした商品となっています。
また、計算問題などでも、
女性
- 答えありき
例:5+5=10である
男性
- 過程重視
例:5+X=10だとしたら、Xは?
と教えた方が覚えが早いそうです。
原因追求欲求を活用した男心を揺さぶる言葉
この原因追求欲求を上手く刺激する言葉が、
というフレーズです。
何かしてもらったり手伝ってもらったときなど、
というのではなく、
と言った方が
することになります。
また、自分で答えを探そうとすることで記憶にも残りやすくなる側面もあります。
なので、
と言われるよりも男性は心を揺さぶられやすくなる傾向があります。
「ホンマでっかTV」内で心理学者の植木先生は、原因追求欲求を「男の心をつかむ決めゼリフ」ランキングの第5位として紹介されていました。
自己定義欲求
自己定義欲求は、
自分で決めたい欲求
のことを言います。
世界的にみても
女性
- 決めてもらうことを好む
男男性
- 自分で決めたがる
傾向が強いそうで、その典型的な例として「占い」があります。
女性
- 占い好き
:他人に定義されたい欲求が強い
男男性
- 占いを好まない
:他人に定義されることに反発を感じる
傾向が強く、また飲食店などでも、
女性
- 人気ある店を好む
- トレンドが好き
男の子
- 自分で見つけた店を好む
- 自分に馴染みあるものが好き
といった違いがあるそうです。
自己定義欲求を活用した男心を揺さぶる言葉
この自己定義欲求を上手く刺激する言葉が、
というフレーズです。
といったようなニュアンスが含まれており、決定権が男性にあることを暗に表現することで、男性に強くあるとされる自己定義欲求を刺激しています。
ってときなど、
と返すことで男心をくすぐりやすくなり、男性側としては言われた相手に対して、
- 感謝の気持ち
- 引っ張っていってる感
などが生まれやすく心地よく感じる傾向があるとされています。
また、自己定義欲求のポイントは、
ポイント
男性に決定権を委ねること
にあるので、例えば
と言うよりも、
といったような、提案誘導型の表現も非常に効果的です。
「ホンマでっかTV」内で心理学者の植木先生は、自己定義欲求を「男の心をつかむ決めゼリフ」ランキングの第4位として紹介されていました。
以心伝心欲求
以心伝心欲求は、
言わなくても分かり合いたい欲求
のことを言います。
一般的に、同性同士で仲良くなっていくと
女性
- 会話量が増える
男男性
- 会話量が減る
傾向にあるとされていて、男性は仲が良くなるにつれて言わなくても分かり合いたい欲求が強くなっていくそうです。
そこで、
以心伝心欲求を活用した男心を揺さぶる言葉
この以心伝心欲求を上手く刺激する言葉が、
というフレーズです。
何かプレゼントやお土産などをもらった時などでも、
と伝えるより、
と言うことで、男性が強く持つ以心伝心欲求が刺激され、言われた相手に対して親近感が急激に湧くそうです。
他にも、
といったような表現は非常に有効です。
加えて、
ポイントなるだけ自然に目を見開く感じで、でもちょっと演技しながら言う
と効果はもっと上がるのだとか。
「ホンマでっかTV」内で心理学者の植木先生は、以心伝心欲求を「男の心をつかむ決めゼリフ」ランキングの第3位として紹介されていました。
理想優位性
理想優位性は、
想像(妄想)を膨らませていきたい欲求
のことを言い、ここで言う「優位」とは、
現実 < 理想(想像)
のことを指しています。
男性は特に理想優位性が女性よりも高く、これは普段から割と、
女性
- 現実的
男男性
- いつまでも夢を追いかける
違いがあるとされていて、
と女性に映りやすいのは、男性の理想優位性が高いことが原因のひとつとされています。
理想優位性を活用した男心を揺さぶる言葉
この理想優位性を上手く刺激する言葉が、
というフレーズです。
例えば好意を伝える際など、
と伝えるより、
と言うことで理想優位性が刺激され、男性は付き合うことや(勝手に)2人のその後のことまで想像を膨らませやすくなります。
ただ、この時、
といった表現では理想優位性を刺激するには弱く、
ポイント会話の中に必ず相手も登場させて共有感をもたせる
ことが大切になります。
などなど、登場人物を「あなたと私」の2人にして、相手の男性の想像(妄想)をさせやすくすると非常に効果的とされています。
この理想優位性は男性側からすれば割と悪用厳禁なテクニックで、例えば自分(女性)にちょっと気があると思われる男性に、
と言ってアイスを買ってもらったり、
と言って洋服を買ってもらったりすることもできてしまう場合がありますので、いろんな使い方が出来る表現方法になります。
「ホンマでっかTV」内で心理学者の植木先生は、理想優位性を「男の心をつかむ決めゼリフ」ランキングの第2位として紹介されていました。
孤立嗜好性
孤立嗜好性は、
No.1でありたい欲求
(他よりも優位に立っていたい願望)
のことです。
[icon name=”hand-o-right” class=”” unprefixed_class=””] 女性の心に刺さる「〜だけ」というセリフの秘めた効力でも触れましたが、女性は
女性
- オンリーワン嗜好
なのに対して、男性は
男男性
- ナンバーワン嗜好
である傾向が非常に強いです。
これは全世界共通で言えることでもあり、世界の様々な国々で行われている実験でも証明されています。
孤立嗜好性の実験何かのテストを行った際に、男女共通で
先生
と伝えます。
その時の反応として、
女性
- 凹みがち
- 勉強をしなくなる
傾向があるのに対して、
男男性
- やる気を出す
- XXさんより良い点を取ろうとする
傾向が強く見られるそうです。
男性は、
(ある集団の中等で)自分は他人と比べて何番目か?
といったことに強い関心を示し、他者と比較されることに関しては特に負けず嫌いを発揮します。
好きな女性に対して、その女性が過去に付き合ってた男性のことをやたら気にしたりするのも、男性は孤立嗜好性が高いことが原因のひとつと考えられています。
孤立嗜好性を活用した男心を揺さぶる言葉
この孤立嗜好性を上手く刺激する言葉が、
というフレーズです。
などなど、たとえそれが初めてではなかったにしても、
というフレーズで言うことに意味がありますので、何かちょっとしたことでも初めてポイントを見出すことができれば、それを言うだけで男性の孤立嗜好性は大いに刺激されます。
「ホンマでっかTV」内で心理学者の植木先生は、孤立嗜好性を「男の心をつかむ決めゼリフ」ランキングの第1位として紹介されていました。
男心をダイレクトに揺さぶる心理学的5つの言葉は…
「男心をダイレクトに揺さぶる心理学的5つの言葉」として、男性が女性よりも強く持つとされる5大欲求のそれぞれ
- 原因追求欲求
- 自己定義欲求
- 以心伝心欲求
- 理想優位性
- 孤立嗜好性
と絡めて見てきました。
いずれも男心を揺さぶる言葉として非常に効果的な言葉ではありますが、非常に効果的な反面、悪い表現で使えばそれだけ男性を逆上させ兼ねません…。
などなど…男性の5大欲求を逆の意味で使う場合にも相手を叩き落とすという意味で効果は絶大なので、もし思いついてしまったとしても、言う際にはくれぐれもお気をつけくださいませ。。