といろんな専門家の方や多くの関連本などで言われています。
男女脳の違いとしては、
男性
- 論理的
- フォルダ型記憶保存
- ゴール志向
- 総合的判断優先
- シングルタスク型
- 好戦的
- おだてに弱い
- 栄誉、名誉が報酬になり得る
女性
- 感情的
- 上書き型記憶保存
- プロセス志向
- マルチタスク型
- 直感的判断優先
- 平和的
- 特別扱いに弱い
- 報酬は形あるもの
などなど、割と多岐に渡っていろんなことが違うとされています。
ここまで脳の構造的な部分が違えば、必然的に言われて(聞いて)響く言葉も変わってきます。
この記事では、特に女性に響くとされる言葉についてみていきたいと思います。
女性が弱い「あなただけ」
例えば男性が女性に告白するとき、
と言った場合、より女性の心に響くのは後者だといわれています。
「〜だけ」という言葉を付け足すだけでその人のことを特別化することができ、相手の心を動かせる振り幅が大きくなる
ためと考えられていますが、女性脳の特徴からも「〜だけ」という言葉に弱い傾向があるのは確かなようです。
男性目線で思うに、
「〜だけ」ってつけると他と比べてるようで相手に失礼なんじゃ…
って感じるかもしれませんが、女性には自尊心を高く持っていたいという願望が無意識にあるため、
と感じたり認められるような言葉の方が響きやすいそうです。
特定化の心理効果
このように何かを限定したり、特別視することは心理学的に
特定化の心理効果
と呼ばれています。
「希少性」を刺激する「カチッサー効果」などでも、
- 限定商品
- 時間的
- 数的制約
などに「〜だけ」と使われていますが、「特定化の心理効果」は相手の存在を特別化することで価値を上げる作用を指します。
カチッサー効果に関する記事
加えて、女性は元来自尊心が強いため、特別視されると自尊心が満たされ、自尊心を満たしてくれる相手に対して好意を持ちやすくなるとされています。
「特定化の心理効果」の使い方
などなど…なかなかクサいセリフですしメロドラマでも使われないような言い回しではありますが、実際に「〜だけ」を付けるのと付けないのでは、女性の心に響く度合いは驚くほど違うそうです。
ですが、
いや、さすがにそんなこと言えないでしょ…。。
という場合、ちょっと遠回し気味の表現にはなりますが、
といった言い回しも、女性を特別視できるひとつの表現方法になり得ます。
「特定化の心理効果」の活用方法
また、もし女性から何か依頼されたり相談を持ちかけられた場合でも「特定化の心理効果」が活用できます。
といった返事に、
みたいな言葉を添えるだけでも、相手に対して特別感を演出できます。
他にもある特定化の表現方法
「特定化の心理効果」は基本的に相手の存在自体を特別化することで相手の気持ちを動かすものですが、これと似たよな効果が得られるものとして
範囲の特定化
があります。
といった言葉がそうで、「私とあなた」ということを強く印象付けることができ、2人の範囲を特定化する効果があるとされています。
なので、
といったことを聞かれた場合、
ではなく、
というだけで、「あなたと私」の存在を特別視させることができますし、カップルや夫婦間では2人の関係性をより強くすることができます。
特定化の「〜だけ」は…
男女脳の違いから女性は特別視されたがる傾向にり、特定化の心理効果である「〜だけ」というセリフは特に女性の心に響きやすい傾向があるという内容を記述してきましたが、
相手を特別化するということは、相手のことをしっかりと認知していることが前提となりますね。
男女問わず人は周りから認められたいという承認欲求が深層心理としてあることが分かっていますし、自分のことを認知してくれる他者に対して人は好意を持ちやすい傾向があります。
特定化の「〜だけ」というセリフは、ある意味この承認欲求を含んだ言葉でもあり、
承認欲求+特定化
のダブル効果が期待できる表現方法でもあります。
特定化の心理効果としては、
- 相手の名前を呼ぶ
ことも大切な要素として挙げられますが、女性の心には「〜だけ」を上手に使った表現で特定化をした方が効果的だと考えられているためご紹介させてもらいました。